当会は、昭和34年4月に日本橋料理飲食業組合の青年部として発足。スタートの日時にちなみ、「三四四(みよし)会」と名づけられました。以来五十余年、東京・日本橋に根ざした活動を積み重ねながら、真摯に料理づくりに励むことで日本橋の味を守り、会員間の交流の輪を広げてまいりました。また、近年は地域のさまざまな活動に積極的に参加し、地域の活性化という課題にも前向きに取り組んでいます。
現在、会員数は約60名に及びます。その顔ぶれは、老舗あり、創業ホヤホヤのお店ありとさまざまです。それはまさに、歴史的な佇まいと超近代的都市の側面の二面性を有する日本橋の街の様子と重なり合います。そして、それらが巧みに融合し、良き相乗効果を生み出していることも日本橋ならではと言えるでしょう。会員間に共通しているのは、飲食店経営に賭ける情熱と、日本橋という街を愛する心意気です。
今後も、これまでに築き上げたネットワークを大切に、隣接する地域の各団体とも協力しながら、日本橋地域の活性化に向けて、また、各会員の事業の発展に向け活動を続けてまいります。